2013年12月31日火曜日

今日のジャンボ -6.5

12月28日、早朝から翼公園に行ってみた。
 
こんな早朝から飛んでいるなんて、国際線ぐらいかと思っていたら、AirDoががんばっていた。
D7000   VC70-300mm
12/28エアドゥ 7:20


51便の出発時間7:00を過ぎて、53便用と思われるB747が移動を始めた。時間が合わないので、おかしいとは思ったが、これが札幌/千歳空港の大雪だと分かったのは、午後になってからだった。携帯電話のバッテリーは常に満タンにしておくべきだ。
D7000   VC70-300mm
12/28 ANA B747-400D  53便?

7:30になっても51便ジャンボは来ない。もしかしてエアドゥが3、4機飛んでいったから、それが機材変更でいったのか???と疑心暗鬼になっていたら、離陸しそうなエンジン音が聞こえて来た。
早朝のため周辺が静かだから、着陸機(逆噴射)の音と離陸機の音の違いが分かる。
まだ朝焼けの色を残した空を駆け上がって行くJA8961。

高度が上がると、空の色は水色になっていた。

 やきもきしたけれど、51便はJA8961を使用して北海道へ飛び立っていった。帰路は54便か?
51便後、1時間後の53便をそのまま同じ場所で待つ。

だいぶ陽が昇っているので、全然空の色合いが違う。しかし、冴えない構図だなぁ〜と、落ち込む。53便も離陸時間が遅れていた。千歳空港は大雪のようだ。(ま、雪国なんだから当たり前だが)
51便 離陸

JA8966


トビも参加?

 この日の札幌行きは、空港閉鎖の可能性があるので、別の空港へ着陸することを了承した客だけが搭乗できたらしい。しかし、青森空港や秋田空港で下ろされたら、どうするのやら・・・。JRへ乗り換えていっても、その日中に北海道の各地へつけられるのは難しいのではないか?分かっていて搭乗しても、道産子は到着空港で文句を怒鳴り声でいうのだろうな。この日は、なんとか千歳空港へ降りられたらしい(NHKニュース)ので、航空会社の方々もホッとしていたことでしょう。

 53便撮影後、空港へ移動。第1ターミナルビル内の南端に有るBLUE SKY MARCHE DE CAFE でモーニングを取った。野菜サラダがたっぷりで、良かったです。また利用します。
 第1ターミナル展望台で、お気に入りの構図である「午後の煌めく海面を背景に着陸機」を狙う。うまくお気に入りの立ち位置まで確保できた。しかし、狙う札幌からの着陸機54,56便は来ない。雪で遅れているのかとじっと待ったが、着陸時刻の60分を過ぎて確信した、そう、着陸はA滑走路ではなく、C滑走路なのだ。年末年始で混んでいるから、北からの便は、基本通りにCに着陸させていたのだ。と、気づいたら、さっさと撤収して離陸機65便撮影の為に、再びつばさ公園へ移動することにした。
 と、階段を下りようとした時、なーーんと南の遥か彼方から56便がC滑走路に着陸しようと接近する姿が見えた。ここで慌てず、第1展望台からC滑走路を撮れるポイントへ移動。ほんの隙間から、遠くはなれたC滑走路を狙う。
56便は、定時に到着したようす。

 これで心置きなく移動できる。つばさ公園へ移動した。
 
陽炎がメラメラ。年末だから大田区の工場が休みなので、空気が澄んですばらしい。

13:00発の65便も少し遅れ気味で離陸。機材はJA8961、朝の51便と同じ。
撮影後、つばさ公園から国際線ターミナル周辺の防波堤へ向かう。ここで沖縄/那覇空港からの126便を狙うため。沖縄便なので遅れの心配は無いが、北海道や東北からの便がダイヤを乱しているので、その悪影響を受けていないのかが懸念される。
 撮影ポイントは、立ち入り禁止の柵の手前。鉄条網が巻いてあるので、この柵を体を支えるのに使えないのが、ちょっと痛い。
 ここからはD滑走路と海底トンネルの通風口などが見え、それがアクセントになる良い場所。 


羽田に離発着する飛行機の多さが、事前に練習&構図再確認がたっぷりできるので助かる。鉄道写真だとこうはいかない。飛行機撮影は高価な撮影機材を要求するが、その撮影に求められる事前準備と集中力については、鉄道写真と比べてとても楽だと思う。
 
 沖縄便が到着時刻の5分前に姿を現した。やはり、大きい。この距離にして、この大きさで見える・・・。

機体番号は読み取れなかった。
 Nikon D7000    Tamron VC70-300mm

しかし、この塗装のハゲ具合のすごさ、3月末の運航まで持つのか??
 これで5本分の撮影が終了。明日29日も撮影をすることにした。








2013年12月30日月曜日

今日のジャンボ -7

冬休み突入。ジャンボ撮影連続3日目。
今日は、午後から羽田空港の南西側に出かけようと車を走らせた。と、モノレール大井競馬場前の下をくぐると、飛行機がB滑走路に着陸している光景が見えた!南風運用になっている。意表をつかれ、慌てて行き先を第2ターミナルビルに変更することにした。ところが、駐車場は満杯。さすが年末。このまま車が置かれたまま年明けだろう。これからはモノレールにしないといけない。
 撮影場所を城南島公園へ変更することにした。つばさ公園ばかりだったので、距離感のずれに驚かされる。こんなに短い直線だったか??
 着くと、もう沖縄からの126便が到着する時刻だった。と、2機ぐらいが頭上を通過。えらく北よりにコースを取っている。
 16-85mmをS5proに、70-300mmをD7000にセット。し終わったところに、やって来た!
D滑走路へ着陸するのではなく、B滑走路にやって来たのには驚いた。

S5pro + VR16-85
12/30 沖縄那覇→羽田 126便

うーーん、でっかい。
城南公園には、B747−400D狙いの人がものすごく多かった。この後、風向きが北風に変わり、A,C滑走路に着陸となった。

  その後、着陸機である札幌からの66便を撮影。
Nikon D7000    VC70-300mm
12/30 新千歳→羽田 66便

28日、29日はいつもの雪害で遅れての到着だったが、今日は定刻(よりちょっと早め)の16:02着。

 

2013年12月24日火曜日

九州一周弾丸移動 04

鹿児島駅からは特急きりしま で、南宮崎を目指した。楽しみは海、そして宮崎に出るまでの山岳区間だ。SLが奮闘した険しい山間部の光景を確かめたかった。車両はツバメ編成だった。
 指定席は、山側だった。仕方ないので、開いていた海側の席を移動して座った。
 昼食は車内販売の駅弁だのみだが、なんか来ない。心配になって検札に来た車掌に聞いたら、前よりの方でワゴンが居るとのこと。さらに、昼時間なので、出向いていって買った方が確実だと勧めてくれた。
 そのとおりに前へ歩いていって、車内販売を捕まえて、お弁当を買った。
 桜島は見なくなったが、列車は海岸をずーっと走って行く。

 隼人駅に停車したら、隣のホームにななつ星が停車していた。やはり豪華だ。

のっぽの駅員さんのカクカクとした動きがユーモラス。

隼人駅を離れる。

 都城駅に到着。いっとき寝台特急の終着駅だったところ。こんなところかぁ〜としげしげ眺めた。

2013年12月21日土曜日

九州一周弾丸移動 03

鹿児島駅のホームを歩いてみた。
鹿児島駅は、鹿児島本線の終点であり、日豊本線の終点でもあるから、キロポストも両方あった。鹿児島本線/門司港〜鹿児島が、400キロのポスト(写真左側)。写真の右上のあたりに日豊本線(小倉〜鹿児島)の462キロのポストが同じ線上に立てられている。


462キロだけを撮ってみた。 

初冬の穏やかな日差しが、鹿児島駅ホームを包む。鹿児島本線方向を見てみた。旧設備が少し残っている。ホームを見ると足下に、列車乗車口のシートが貼付けられている。
関東や東北地方はつり下げ式主体だが、こちらは足下で見ることができるので、お年寄りにも見やすい。




乗車する特急きりしままで少し時間があるので、もう少し歩いてみた。

わぉ!中間台車付きのED76-1000番台!
しかし、白帯が邪魔。

EF81更新車が並ぶ。塗装がJR貨物色(薄青色)なのが残念。よく見ると2両の1端、2
端が逆になっている。


2013年12月15日日曜日

九州一周弾丸移動 02

鹿児島市電の櫻島桟橋通り駅に停車した時の横顔。
新型の低床車は、たしかに乗りやすい良い感じ。

奥には、鹿児島駅前駅が見える。




鹿児島駅から竜ケ水駅方向に行った海岸で。
 桜島がどーーんと見えて、逆光だけれど、存在感はすごい。

 415か423系かと思っていたら、急行用475系改造の717系だとか。もう日豊本線でしか見られない貴重な車両。
 ちなみに関東/東北地方は50Hzとなるため、東北線や常磐線を走っていたものは455系と形式番号も変えられている。


 来ました、豪華特急 ななつ星。濃い赤紫の車体は、お召し列車のような雰囲気です。

ななつ星通過後、鹿児島駅にもどりました。ホームには専用の入り口までつくられており、暖簾も立派。

12時過ぎ、鹿児島本線の下り『特急きりしま9号』が宮崎から到着した。この電車特急の終点は、隣の鹿児島中央駅。

2013年12月14日土曜日

九州一周弾丸移動 01

福岡空港から地下鉄でJR博多駅に到着。
博多から快速荒尾行きに乗った。20分ほどした二日市駅で普通に乗り換えた。7両編成の赤い電車。荒木行き(久留米駅の次の駅)だった。これも20分程度のって、田代駅に着いた。
列車を見送る。田代駅は、屋根と跨線橋が、国鉄時代からのものと思われる木製だった。駅舎で若い駅員に切符を見せたら、さっぱり分からない様子で。「これは帰りの切符ですか?」と聞いてきた。福岡市内→東京都区内の切符ではそう思ったのかもしれないけれど、おかしいと思ったなら、切符に記載されている経路をちゃんと見るべきだ。鹿児島経由なんだよ。



鳥栖駅の近くで昼食をとった後、古い駅舎の鳥栖駅から長崎本線で新鳥栖駅へ向かう。
鳥栖での昼食は、昔、国鉄鳥栖車掌区の敷地内で、国鉄職員向けの食堂をやっていた店で食べた。車掌区が無くなった後、現在の住宅区域の中に店舗を移転開業したそうだ。


鳥栖駅は、国鉄時代からの駅舎が残っている。けれど、地下連絡通路はJR化後にとてもセンスの良いデザインで新設追加工事で作られている。こういう組み合わせは面白い。鉄道旅行をしていても嬉しい。駅舎を撮るなら、駅前通りを渡って、真正面から撮ると綺麗に撮れると思った。上の写真のように斜めから撮ると、その魅力は撮りきれない。

12:53発肥前鹿島行きの普通電車(右側)で、一駅先の新鳥栖駅へ移動。



新鳥栖駅は、新幹線開業までは静かな駅光景だったのだろう。
改札口は別々で、連絡改札口は無い。けれど、お互い向き合った改札口が、迷うこと無く乗り換えができる構造だ。鳥栖−新鳥栖駅は、博多→品川の切符に含まれない区間なので、別に買っている。新鳥栖駅新幹線改札口で再び、切符を見せると、今度は「この切符は区間情報が多いので、自動改札機では読み取れないので、人の居る改札を通って下さい」と案内してくれた。うーむ、田代駅の駅員さんも、このぐらい勉強しておいてほしい。

13:23発『さくら409号』で熊本駅へ。待ちに待った800系に乗車できる。

下の写真は、博多行き『さくら404号』の入線光景。



この800系に乗車して、新鳥栖→熊本を移動。内装はまさに日本を代表する車両。


熊本駅で下車して、用事をすませ、夕食は馬刺と焼酎となった。


  熊本駅から20:44発の『さくら571号』で、終点/鹿児島中央駅へ。
 ワクワクを通り越して、ドキドキしていた。
 今は無いけれど、小・中学生のとき、乗りたかったブルトレの終着駅である西鹿児島駅に行けるなんて。京都発『なは』583系、新大阪発『彗星』EF58牽引!、関東地方からは東京発『富士』、『はやぶさ』と。ぞくぞくと西鹿児島駅を目指していた80年代。
 『とうとう、ここまで来たんだなぁ』と、子供のころ行きたくても行けずに諦めていたちょっぴり悔しい気持ちが、今は心地良く思い出してくる。
 きっと、今、笑顔になって歩いているのだろうなと、鏡をみたくなった。

乗って来た列車は、寝台特急ブルートレインではなく、新幹線なのが、不思議で楽しい。


ちょっと興奮気味に、ホームを歩き、改札口を抜ける。
今夜は、駅直結のJR九州ホテル鹿児島に泊まる。

朝起きると、通勤・通学対応なのか、白い車体に青帯の電車が発着している様子が、部屋の窓から見える。改めて鹿児島に居るのだなぁとワクワクしてくる。


 西鹿児島、いや鹿児島中央駅からは、JRではなく、市電で鹿児島駅の手前、櫻島桟橋通りへ移動する。JR線はトンネルの走り続けるけれど、市電は街中を抜けてくれる。

160円で櫻島桟橋通り駅に着いた。次は鹿児島駅前なんだけれど、用事もあるので、ここであえて下車する。桜島がどーーーんと、霞み気味だけれど、ものすごい存在感。すばらしい。