10月1日、天気予報の午後から晴れるというのを信じて、旭川駅前のバス停から、「いで湯号」に乗り込み、旭岳山麓駅へ降り立ちました。天気は確かに回復気配で、写真のように陽が差してきました。前日より北海道内は低気圧の通過で強めの雨、「これで空気が澄めば」と淡い期待をいだき、登山を開始しました。
旭岳にはロープウェイがあり、15分で森林限界を超えた標高1800mまで運んでくれる。今回は、紅葉の森林をぬけ、姿見の池辺りで雪景色を堪能するという目的で、ロープウェイを使わずに登ることにした。以前、家族で夏季に利用し、どうしてもあの足もとに広がる森を歩いてみたいと、強く思ったからだ。
午前11時少し前、ロープウェイの駅のそばにある登山口から、歩き始めた。
最初は秋の光だったけれど、15分としないうちに曇り始めた。と、ほんの少し標高が上がっただけなのに、紅葉から枯葉の様相となり、晩秋の森になっていました。さすが、大雪山系です。
ぽつぽつと雨粒が、というより氷の粒が帽子にあたり始めました。どうやら雪雲の下に入ったようでした。ゴアテックスのウェアをザックから出し、川の様な道を進むことになりました。
(続く)
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