B747がお祭り騒ぎの中、華々しい引退だっただけに、この静かなB777の引退開始は、ショックだった。B777に搭乗したのは、おそらく1997年以降だと思う。伊丹(もしくは羽田)⇄千歳を毎月往復していた時代、B747を選んで搭乗していたので、B777には目もくれていなかった。当時はANAの尾翼に777と塗装されていた記憶がある。搭乗したのは、ちょうど良い時間にB747がなかったからに違いない。
このJA8981、当然JALの主力機であるから、羽田ベースで頻繁に飛んでいたはずで、比較的多く撮影しているだろうと、撮影機の記録表を検索したら、2011年7月に特別塗装の状態を撮影していた。
ハワイ州観光局よりのハワイ塗装。
2011年7月10日 朝の羽田空港で撮影。
Nikon D7000
Tamron VC70-300mm
国内線専用機なのになぜハワイ観光誘致の塗装?と思ったけれど、国際線より国内で広告するのが当たり前なんだから、国内線専用機で宣伝なのか。
B767と並んで移動
B767は出発。B777-JA8981は、これからスポットへ向かう。
わくわくハワイの特別塗装は、2013年には終わり、通常のJAL塗装に戻されている。その写真はなさそうだ。
しかし、もう18年も立っていたのかと驚いた。また、白く塗られたB777を羽田空港で見かけた時も、正直驚いた。飛行機の耐用年数というのは20年だそうで、少し早い退役だった。いずれA350-Xに置き換えられるとは知っていても、その退役はA350-Xの就航開始後だと思っていたからだ。これから、B767とB777の白装束を、羽田空港で見かけることになるのだろう。
B777は、着陸時の車輪を出した姿が、鳥みたいで好き。特に-200は引き締まった姿で着陸してくるので、なかなかいいなぁと思っている。これからもちゃんと撮ってゆこう。