しかし、終日ものすごい快晴。雪雲も岩見沢方面へ流れて、千歳方面にはやってこなかった。
JAL501便 羽田空港6:30発で千歳空港へ。眠たいので、離陸後にすぐ眠ってしまった。目が覚めたら、青森県上空のような感じ。ほどなく降下するとのアナウンスが流れた。津軽海峡をこえると雲が切れ、苫小牧周辺がくっきりと見えた。この日の為に、D7000のクリーニング(¥1,000)を済ませ、吹雪対策にニコン純正のレインカバーを購入した。まさか1度も使うこと無いなどとは思いも寄らなかった。
空港内のレンタカー・カウンターが開くまで間(8:30)、トイレと防寒対策の着替えを済ませ、準備を整える。受付をすると「1」のカードを渡された。バスに乗り込んで日産レンタカー事務所へ移動。5分以上かって到着。
広いカウンターで私一人が車を受け取る。軽自動車を予約したら、マーチ4WDにランクアップしてあった。ま、予想通りだったけれど、FFだろうと思っていたので、4WDには嬉しかった。
荷物をガンガン積み込んで、出発!
R36で並走する千歳線になんとトワイライトエクスプレスが!良い感じで足回りに雪を絡ませ、朝日を全身で反射させ、黄金色に輝いていた。撮りたかった。
GPSナビをセットしながら、慎重に進む。チェックしたB2ポイントの入り口も、予想通りの光景で、行けそうだ。
ほどなく生コンポイント入り口になり、左折、急坂を空転しながら登る。しかし、滑る。フラットな直線路でもマーチはスライドして落ち着かなかった。
金網がみえてくるとたくさんの車が止まっていて、びっくり。ジャンボ人気なんだなぁと感心した。
防風ズボンを履き、長靴にカイロをセットして、小走りに金網にゆく。場所が広いから、入り込むスペースもあってほっとした。このとき9時すぎ。もう53便がやってくる。
割とタイトなスケジュール。8:30の51便を空港内から撮ろうとも考えたが、止めておいて良かった。B747が来るまでに着陸する飛行機があるので、露出のチェックをおこなう。
ジャンボの到着時刻が迫ると、多くの撮影者は自分の立ち位置にしっかり着いて、南の空を見つめている。露出の確認も終わり、姿を現すのを待つばかりだ。
来た!53便は、ほぼ予定通に到着。
Nikon D7000 Tamron VC70-300mm
路面は乾いており、スノー・リバースは全く見られないのが残念。
53便が着陸し、北西側にあるターミナルビルへ移動して行った。望遠レンズで追っかけて行くと54便のジャンボが離陸の為に移動を開始している姿が見えた。2機を1枚におさめようと狙ったけれど、うまくいかない。
そのまま54便(9:30発) の離陸シーンの撮影になった。
空港の様子を入れようと焦点距離をズーミングしないように気をつけたけれど、あまりいい具合に空港の様子が入らないことから、最後は300mmにズームアップしての撮影にした。
B777のディズニーシー30周年記念塗装が2機並んだ。到着機と離陸機がほんの数分エプロンに並ぶ。周囲の撮影者は盛んにシャッターを切っていた。この塗装、図柄にエッジがないので、撮影しても手ぶれしているような写り方なので、あんまりありがたくない。
LCCのジェット・スターの機体が現れた。実物を見るのは初めてなので、ちょっとシャッターボタンを押す指に力が入った。
銀色のボディーにオレンジ色の星というのもインパクトあるけれど、エンジンの長さ長めに感じた。
バニラが離陸。これも初めてみた。
さて、10時30分発の56便が滑走路に姿を現した。
自衛隊のF15Jが轟音を響かせて離陸して行った。撮った時はあんまり意識していなかったけれど、この背景の山もいい感じ。
樽前山は、雪雲で見えない。雪が降っている様子。C-NX2で雪と雪雲を強調してみた。
優美なスタイルのB747。尾翼が大きい!
このサイズの違い。やはりジャンボ。
完全に太陽と反対の方向だと、青空が濃く出る。
4発のエンジンがしっかり分かる角度。羽田空港へ着いてから、また千歳にやってくる。今日は3往復する。